この度、大希企画が提供する「空き家活用事業」が国土交通省の実施する空き家活用のモデル事業者として採択されました。
正式名称は「地域空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業」と呼ぶこの事業は、国土交通省が空き家の利活用や供給促進に効果的と見なした事業を選定するもの。
ここでは、同制度の解説を進めると共に、大希企画が提唱する「空き家活用事業」の概要をお伝えしようと思います。
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「地域空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業者」とは?
「地域空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業者」(以下 空き家活用モデル事業)とは、空き家の利活用に取り組む事業者の支援を行い、空き家等の流通促進を図ることを目的とした国土交通省の制度です。
空き家の流通・活用に対して高い意識を持ち、不動産活用を通じて社会全体の生産性向上に貢献する事業を、国土交通省が「モデル事業」として採択。
選定された事業体は、選ばれたモデル事業の実施を通じて、各地域に内在するさまざな空き家物件の利活用へと働きかける仕組みです。
詳細は後述しますが、本制度は国交省らによる審査があります。
先進性や独創性に加えて、利活用に効果的と認められたモデル事業だけが選定される、信頼性の高い事業として注目を集めています。
どんな取り組みが対象となる?
空き家活用モデル事業の対象事業は、大きく分けて下記の4種に分類されます。
- 空き家の利活用を通じた地方創生の実現
- 空き家の利活用に対する所有者の意識改革
- 空き家の利活用に向けた新たな需要の創出
- 空き家の利活用に向けた地域の協力体制の確立
具体的事業内容は、所有者や事業者向けのセミナーのみならず、空き家の実態調査やチャレンジショップの提供など多種多様です。
もちろん、大希企画が提唱する「空き家活用事業」も、これらの取り組みに向けて実施しています。
モデル事業には国交省の審査がある!
モデル事業として選択されるためには、審査をパスしなくてはなりません。
事業選定の際には国土交通省および価値総合研究所事務局による審査が行われ、以下の点を満たしたプロジェクトを持つ事業者が採択されます。
- 事業としての魅力 … 先進性・独創性・汎用可能性等の有無
- 空き家活用としての効果 … 地域の空き家・空き地等の利活用に効果的
- 事業としての計画性 … 実現可能性・実施体制・資金計画・スケジュール等
参考地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業 実施者募集要項 P8審査及び選定
つまり、モデル事業は数多ある空き家活用の中でも、信頼性は抜群。特にこれから空き家のご活用を検討中の方には、オススメできる事業です。
国土交通省の空き家活用への取り組み
空き家の総数は全国で約820万戸・空き家率は全住宅の13.5%を占めています。
国土交通省は放置空き家の増加に伴う様々なリスクや課題に直面しており、危険を抱えた空き家の適正な維持管理や、放置状態にある空き家・空き地の様々な利活用を目指している状態です。
放置空き家への懸念
国土交通省は、放置空き家が及ぼす危険や経済的な損失について懸念を示しており、社会問題として捉えています。
特に老朽化が進んだ「特定空き家」は、倒壊や飛散・悪臭などの近隣被害の可能性があり危険です。
そのため、国交省は空き家の適正な維持管理を目的として、「空き家等対策特別措置法」の制定を主導したのは、既に多くのオーナー様がご存知のことかと思います。
空き家の利活用に向けた様々な支援・助成を提供
その一方で、国交省は「空き家や空き地の利活用」についても注目しています。
空き家物件の利活用を目指して、オーナー様を対象に住宅の除却・改築等に補助金を提供したり、国が相談窓口を設けるなどの取り組みです。
もちろん、今回の大希企画が選定を受けた「地域空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業」も広い意味では、空き家の利活用を目指す国交省の目標の一環と捉えることができるでしょう。
大希企画の取り組み
大希企画の「空き家活用事業」も、国交省より選ばれたのモデル事業の1つです。
相談や提案から始まり、空き家や空き地の効果的な利用や管理・新技術の導入に至るまで、ワンストップでお引き受けする体制を構築。
下記の4点について、特に事業展開を予定しています。
豊富な経験と実績を持つ有資格者のエキスパートが相談対応。賃貸から売却・リフォームや管理に至るまで、空き家のことならどんなことでもご相談下さい。
どんな不動産にも、適した活用方法があるものです。専門家としての見地から、お持ちの不動産に最も適した活用方法のご提案を目指します。
放置空き家が社会問題化しています。一方で、空き家や空き地の活用方法は広がりを見せており、従来よりも様々な活用が可能になりました。大希企画では、オーナー様のニーズや運用方法に応じて、空き家の適正管理や維持を行うことをお約束します。
歳月と共に建築技術も目覚ましい進展を遂げています。一見老朽化が進んだ空き家でも、「住みたい!」と思わせるような新築同然のリフォームも不可能ではありません。大希企画では、常に最新・有用な技術を取り入れ、活用することを心がけています。